2017年10月05日

感謝…合掌。

平成26年に施設の抜本的改革が私の使命となり、着手するべき課題は何かを探るなか
見えないものを見えるようにするのに時間がかかりました。

そんななか、施設における課題は基本であるサービスの受け手であるその利用者より教わる事が手っ取り早かったです。

かつて、焼き肉チェーンの牛角さんの手法を参考に、不満や要望を一つひとつ聞き、それらを単純に叶え、解決していくといった方法を。

当たり前の事を当たり前に行う事を忠実に、職員本位、施設本位からの脱却をはかる事を基本に。

多くのご家族が遠慮がちで、「満足している」と、言われる。

そんなわけがないのは百も承知。もしもそうならば改革など必要がなくなります。
ご家族からの真の声を汲み取らなくてはなりません。


ある方に施設の課題を教わりました。
耳の痛くなる話しばかりでした。

でも、その方の言う事の裏をとってみると多くの事が事実であり、
抜本的な事柄。

まさに苦情は施設にとってのラブレター。

伺った内容に逃げず向かい合い、出来ることと、出来ないこと、実現化するために時間を要する事の、いずれかで応対、それらをもとに施設改革三ヶ年戦略をたてることに。


職員改革。

正直、現在残ってくれている職員は苦難の時期を経験しています。
改革前に施設を離れた方も多く、現場が混乱していた時期でもありました。
改革時にはこれまでの既得権益的な発想から脱却出来ず大なり小なりの抵抗もありつつも、
理念を理解していただき、少しづつ変化を受け入れ、
自分達が住みたいと思える施設作りを職員が実践してくれるように。

新しい血の入れ替えも行われ、現在、その改革を推進してくれた多くの職員が礎となって努力し現在に至っています。

そしてこの改革のもととなった利用者の方が、先日夜空にひときわ輝く星となりました。

その方がいなかったら改革の進め方も変わっていたことだと改めて当時を思い出させてくれます。

語弊を敢えて恐れずに言うと、利用者は生きる教材であり、常に師である。
死してもなおも学ばせて貰える。


関わったら関わっただけの答えを導いてくれ、関わらなかったらそれ相応の反応しかみせてくれません。


ご冥福をお祈りいたします。

感謝。

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posted by 管理者 at 23:26| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする