ここ最近、岐阜県高山市の介護施設で起きた事件のニュース話題が多い。
2017年7月から8月にかけて5人が死傷し、当時職員だった男性容疑者が
女性入居者への傷害容疑で逮捕され、更に別の入居者への傷害致死の疑いで再逮捕との記事。
ただし、今回の事件での逮捕は、全てが状況証拠。
供述は否認、そして施設側も、発生当初は「事故」として処理。
容疑が不十分となった場合、不起訴になってしまう。
そうなった場合、疑惑は黒いけど、結果はグレー。
この容疑者の復讐が始まらなければよいが・・・
施設側が虐待事例として県や市にあげていれば別だが、施設側が「事故」として着地させている点は、
後々、施設としての事故への対処についても指摘されそう。
肋骨が肺を突き破るくらいの事って経験上なかなかおきにくい。
よっぽどの圧力が起きないとあり得ない。
拘縮した方の腕や脚を可動域を超えた範囲に動かそうとした場合、誤って骨折させてしまう事は
骨粗鬆症など、骨密度が高くない場合可能性はあり得る。
しかし、肋骨の場合、折れやすいけど、肺を破るくらいっていうのは通常の介護方法では考えにくい。
施設も、直接的に見ていない事、証拠が明らかではない事を職員の責任にできない側面もある。
ただ、職員と日頃から接していると、嘘かどうかは大抵気づきやすい。
「介護事故」を一連の物語として捉えたときに、それらの報告から起承転結をみていくと違和感が浮き立つ事がある。
どうしても、「そうあってほしい」との願いが「それが事実だ」と思い込んでしまうケースがあったりする。
一生懸命、向き合えば向き合うほど、事実と違う願いが、変化し、事実として辻褄を合わせる話にむかったり。
認知症と診断された入居利用者にもときたまみられることで、
辻褄を現実に対して無理やり合わせようとした話や理由になっていたりして客観的にみておかしなストーリーになっていったりも。
本人自身は嘘をついている自覚が無いわけですから流ちょうに潜在意識の中の「希望」や「願望」に沿って
説明や報告がなされる。
こうなると、本人にとっても何が事実で、希望で、願望で、創作っていうものがごちゃ混ぜになる。
自覚が無いから本当に難しい。
ただ、ストーリー性が破綻している場合があるので違和感だらけ。
今回のこの事件は他人ごとではなくこの事件をみていかなくてはならない。
密室で起きたり、少人数で、目撃者がいない・・・
これらはどこの現場でも発生しそうな、そして発生してしまった場合の対処について
悩むケースだと思われる。
2019年02月25日
2019年02月24日のつぶやき
furusatoeniwa / 地域密着型特養ふる里えにわ
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