施設の大浴場は循環式浴槽となっており、浴槽内の湯は24時間入れっぱなし。
そのため、湯に塩素系の薬剤を投入したり、毎日湯の残留塩素濃度を計測したり、1週間に1度浴槽内の湯を換水させ洗浄したりしています。
年がら年中湯を入れっぱなししたり、月に1回程度しか洗浄しない浴槽は汚いだけではなく、
感染症を招く恐れがあります。
温泉施設や入浴施設では、「レジオネア症」による肺炎で多くの方が亡くなるといった事もあるため、
注意しなくいてはなりません。
一時、入浴施設で打たせ湯設備などが少なくなったのは、
循環させた湯を、目や口、鼻に吸い込ませてしまう事により
レジオネラ症に感染させてしまうというリスクを回避するため、というのが大きな理由だったりします。
年1回は、湯をろ過する機械やパイプ内を洗浄する事も義務付けられています。
こんな薬剤を・・・
泡立ちがすごいです。
汚いパイプだったりすると、泡自体が黄色っぽくなったりするそうです。
当事業所は、しっかり洗っていますから白い泡です。
なお、大浴場での入浴が困難な方は、
機械浴があります。
また、短期入所利用者やユニット型個室を利用されている方の浴槽は、
こんな形のお風呂。
一般家庭よりも広めの空間と浴槽となっています。
職員は、汗だくになりながら一生懸命、「事故」がないよう細心の注意をしながら
入浴介助を行っています。
職員の努力により
これまで、浴槽内、浴室内での大きな事故は発生していません。