2017年09月04日

「いなくなった!JR事故!?」え?保険で!?

神奈川県大和市というところで、徘徊している認知症の高齢者が鉄道事故にあい、その遺族らが高額な損害賠償を請求されるケースに備えて民間保険に「公費で加入」するとの記事。

大和市議会は、初年度の保険料など約323万円を盛り込んだ補正予算案を提出するとの事。

「はいかい高齢者等SOSネットワーク」の登録者を対象とするらしい。

かつて、話題になったJR東海で発生した事故で、多額の賠償を遺族側に求めて大きな注目をあびたことがありましたが、今後、家族、遺族側が責任を負わされる事を懸念し、市として公的な救済システムを考えたようです。

これは、これで画期的な事。

遺族側が勝訴しても、損失はJR側がかぶり、
JR側が勝訴しても、損失は遺族側が負担される・・・

これではどちらも、損失を誰かに負担してもらおうとするだけであり、問題の解決にはならない。

「住み慣れた地域で安心して暮らせる環境づくり」の観点からすると、
損失をどうするかという事も大切ですが、被害にあわない環境づくりをどのようにして行うか、そして皆で「認知症のお年寄り」達を支えていく仕組みづくりが非常に重要。

そしてこれまで何度もここで書き記しているが、「行方不明になった際に皆で捜索する」仕組みづくりが大切。行方不明です!と情報発信するだけでは、見つかるのは運頼み。皆で時間がある方々の力をSNSの力を活用し「捜索する」事をやることが人の命を救う一つになるのでは。

いなくなりました、誰かがさがしてました、結局亡くなってました、ではなんだか寂しい気がする。

そういった面でもこの大和市の市が市の責任をもって対応しようとする心意気は素晴らしいと思う。

公金、いわゆる税金のため反対意見が出てきそうですが、これはこれで次の一歩につながる問題提起の意味においてはすごく大きい話題だと思う。


posted by 管理者 at 21:43| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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