2017年09月21日

漂流家族C

「過疎地には過疎の理由がある」と言われますが、番組「漂流家族」によると、当時のケースでは3年間は町が用意した無料の住宅に住み、その後は自宅を建てるのが条件となっていたようです。
町としては、自宅を担保に永住を狙った方法で過疎地からの脱却等を狙った施策の様ですが、真意はわかりません。
ただ、日本における少子高齢化の現代、土地や家を売りたい方が増加する一方、人口減によって家を買いたい人が減少する事が予測される需要と供給のアンバランスな状況。当然資産価値、地価は下落傾向となると経済評論家などは述べられたりします。

 そのような状況でそもそもが「漂流家族」にとって過疎地において自宅を建てるメリットはどこにあったのか。当時、道内の他の市町村は探さなかったのか。公営住宅の場合だと家賃1万円以下というような施策はありそうだが・・・

 20年.30年後の自宅の資産価値は下落していき、「漂流家族」の両親も年齢を重ね60歳、70歳に。お子さんは女系だけであり、この自宅の今後をどのように考えていたものなのか。

 今後建てた自宅を町が斡旋する住宅として買い取られ活用されたとしても、いずれにしても他の移住者も3年後には持ち家を要求されるわけですから、また、広い土地に一軒家が増え、結果的に空き家が増えていくスパイラルになり別の問題を生んだりしやしないのか。

 この「3年後に自宅建築」といったしばりは現在も続くルールなのか。
 浜頓別町のホームページによると、

「≪ふるさと定住促進宅地制度≫ 町民や町外からの移住・定住を促進し、町の振興を図ることを目的として平成10年度から下頓別地区に「ふるさと定住促進宅地」を12区画造成しました。1区画100坪に道路、上下水道を完備し受入れを行っています。
 制度の内容は、浜頓別町に住むことが条件で、3年間土地を無償で貸し付けし、この期間中に自己の住宅を建築し居住したら、貸し付けした土地を無償で譲渡するものです。」

 との事。まだ実際にこの事業は継続して実施しているようです。上物だけで土地が手に入りますよぉ〜という㏚作戦のようです。現在8区画決まって残りは4区画らしいです。
それなりに成果が出ているようです。

 失敗事例として「漂流家族」があるという事なのか。
 町の失敗というよりも、「漂流家族」の失敗というべきなのか。
posted by 管理者 at 12:37| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。