2017年09月26日

剛毛だねぇ〜

本日入居者と職員とのこんな会話を耳にしました。

女性入居者Qさん:「あんた、すごい手してるね」
職員の腕は剛毛。石鹸の泡立ちが良いような剛毛。それを指しての言葉。

男性職員zさん:『私もこんなふうに産まれたくて産まれたわけじゃないんですよ・・・』

それを聞いたQさんは笑顔。


この会話がダメってことじゃあなくて、ふと思った事。
認知症も、なりたくてなる方はいないです。
腕毛と認知症を一緒のものだという事を言いたいのではなく、本人が意図してそのような行動をとっていない、認知症におけるBPSDとしての症状だという事を理解せず、症状に対して真正面から関わろうとすると、
余計に対応を難しくさせる事が多いということ。そんなことを改めて思い出し・・・

本日別の場面も。

自動ドアを閉めようとするPさん。

いつも自動ドア前に来ると、当然自動で開きます。
センサーが働いていますから閉めようと思っても開き続けます。
閉めるためにはその場から離れる必要があるのですが、Pさんは必死にドアを両手で力を込めて閉めようと頑張ります。本人なりの、≪ドアは開けっ放しにしない≫という事を守ろうとした、認知症になっても保たれている能力の一つ。

『Pさん、それ、自動です!引っ張ったら壊れます!手を離してください!!』

小池都知事じゃないけど、入居者ファーストで、Pさんを先頭にし、職員が後から自動ドアを通過するようにするとその指示命令言葉の無駄なやり取りは無くなる確率が高まります。

「動き出しは利用者から」の別バージョンです。

入居者を先頭にして先を歩いてもらうのには意味がもっとあります。

この話はまた、別の機会に・・・

ラベル:BPSD
posted by 管理者 at 21:24| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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