隣の人の食器を触ろうとしたり、他者の洗濯物を手に取ろうとしたり、業務の備品を触っていたり・・・
【止めて、それは人のだから、触らないで、ダメだって言ってるでしょう】。
そもそも何がダメなのかを考えることも重要で、よくよく考えると影響がない事があり、
大抵は職員の“仕事が増えること”が困る事でありそのほうが多い。
『言わなきゃわからない』と思って注意する事もあるようだが、
「認知症」についての理解がすすむとそれは“徒労”だったとわかることにもなりかつ、
今後の支援にも影響を及ぼす事もわかる。
その人がその気になるように力を働かせることが我々の仕事であり、決して職員の言いなりになる利用者づくりをしていては、その先には虐待の道しか見えてこないように思える。
指示命令以外の方法がないかを模索する事を忘れると介護職としての成長はそこでストップしてしまいそうです。
ラベル:認知症