利用者への食事介助中に食べ物をこぼしてしまう様子などを見て
『汚いなぁ〜何してんの』や、手を休めてしまっている様子を見て
『食べるんだったら、早く食べてよ、食べないんだったら片づけるよ』
などと急かすそぶりなどをしてはいないだろうか。
何らかの原因によって思った行動ができにくい方に対して前述の表現で利用者を叱責するという事は、
介護職として『無知』を表しています。
5月は「職員本位での介護支援を行わない」というのが虐待防止不適切支援防止テーマ。
施設における虐待や不適切なケアは高齢者施設にて多く発生しています。
他人事ではなく常に自身の周りにあること、起こり得る事だと思い、自身のそして所属職員全体のサービスの質を上げていきましょう。
なお、先日のドーナッツ誤嚥事故有罪ニュースがありましたが、自身の役割をしっかりと行われている限り、
個人が起訴されてしまわないよう施設として介護職員を守っていきますので、安心して介護業務を行ってください。